朴 朴 朴 朴 朴 朴

<オープン戦:オリックス0−1ヤクルト>◇21日◇京セラドーム大阪

 オリックス朴賛浩投手(37=パイレーツ)が半歩前進でパワーアップした。ヤクルト戦に先発し4回3安打無失点。来日最速となる146キロを計測した。

 「テンポ良く、真っすぐ中心をテーマにした」。

 メジャー時代からステップ幅は5足半だった。米国に比べて柔らかな日本のマウンドに適応するよう、6足へ広げた。福間投手コーチは「下半身を使えだして直球が良かった」と球威アップにうなった。

 「打者が打つ前にどれくらいで捕手のミットに収まるかが大事。スピードも、球の切れも良かった」。

 2回に課題のセットポジションでボークをとられ、1死三塁のピンチも後続を断った。実戦でここ3試合続いた失点も止めた。登板ごとに3回2/3、4回、6回とイニング数を増やしていたが、この日は4回にとどめた。

 「今、長いイニングを投げられても、1年間長いイニングを投げることが大切ですから」。

 メジャー124勝右腕はしっかり先を見すえる。内定していた開幕投手も4月12日への延期でいったん白紙になった。それでも岡田監督に「徐々に上げとるな」と言わしめ、“選考レース”でライバル木佐貫からリードを保った

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これで金子千の穴を埋めてくれれば、自分としてはとてもうれしいこと。
この調子でペナントレースオリックスがだいぶ上位にいくことが間違いはない、そう思っている自分でした。